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キング・オブ・ザ・ブルース |
堂々たる王者の存在。。大げさだがこの段階ですでにそういう風格を音に出している。あまりにも堂々とした存在感にまずは圧倒されてしまう。とにかくはバックの音が見事すぎる。ギターだけでもいけそうなところに凄まじきバックの音。管楽器から通常のバックまで一揃いの中でBBが自分の存在をアピールするかのようなギターの音に合わせ歌にも入っていく。この作品はまずはそのあたりの迫力がとにかくは凄過ぎ。しかし一歩間違えばの部分もある。要するに逆に日本の歌謡界が真似をしたのかな?的雰囲気の音がそれ。大げさな舞台装置の上で仰々しい衣装で歌い狂う歌姫的な音がそれ。そういうところに真似をされた、というのが本当のところなのだろう。そう聞きかたや音質によってはBBではなく違うものが見えてきてしまうという困った部分があることもまた事実。そういった部分は無視してBBのギターに着目してきいていくしかないわけだ。こういった部分が中盤以降に目立っているわけだ。なんだろう洗練が必殺の歌謡界へ!そういう部分を無視してBBのギターに神経をとがらすしかない作品になってしまったのが残念なところなのだろう。
だがある特定の場所にいる人には大うけだったということの証明になっているのかもしれないが、まあ、余計なお世話ということかな?聞くところはBB本人とギターという困った部分がることは事実だ。 |
曲目 |
1.Please Love Me
2.You Upset Me Baby
3.Everyday (I Have The Blues
4.Bad Luck
5.3 O'clock Blues
6.Blind Love
7.Wake Up This Morning(My Baby's Come)
8.You Know I Love You
9.Sweet Little Angel
10Ten Long Years
11Did You Ever Love Woman
12.Crying Won't Help You
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